腎代替療法説明外来
SDM(共同意思決定)という言葉を知っていますか?医学的エビデンスだけでなく患者の価値観、意向を含め共同で最善の選択を探ることを意味します。末期腎不全に至ってしまった患者さんは、然るべきタイミングで腎代替療法の選択をしなければなりません。血液透析・腹膜透析・腎移植に加え、超高齢化社会では透析しない(CKM:保存的腎臓療法)という選択肢も重要となります。末期腎不全の患者さんやご家族は、今後の生活はどうなってしまうのか?仕事はできるのか?などとても不安な状況で外来を受診されることでしょう。そこで当院では『腎代替療法説明外来』を開設し、患者さん及びご家族の不安を少しでも取り除くことができるよう、時間をかけて丁寧に腎代替療法の説明を行っております。