医療法人 桂名会 埼友クリニック 越谷泌尿器科・内科

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当院の特徴

透析、栄養、リハビリの3本柱
人工透析 リハビリ 栄 養

透析、栄養、リハビリの3本柱

当院は、埼友クリニック、越谷泌尿器科・内科の二つの医療機関からなり、人工透析を中心に、栄養、リハビリテーションを3つの柱として据えて医療を提供しております。その他にも腎臓内科・泌尿器科・内科などの外来診療や、入院など、腎臓の予防医療から終末期までトータルで患者さまをサポートする体制を整えております。

当院の取り組み

腎まもる教室

腎まもる教室

成人国民の約8人に1人が患っているとされるCKD(慢性腎臓病)は、放っておくと腎不全(透析)に至ったり、心筋梗塞や脳梗塞になり易いことがわかっている国民病です。そういった患者さんの腎機能悪化を少しでも遅らせることができないかと考え、開始した取り組みが『腎まもる教室』です。専門医を中心とした多職種(看護師・管理栄養士・理学療法士)で構成されたチームで、比較的腎障害の軽い患者さんを対象として、生活療養指導・栄養指導・運動療法・薬物治療などの腎保護療法を行います。現在はDKD(糖尿病性腎臓病)の患者さんのみを対象としておりますが、今後はCKD患者全般に対象を広げていきたいと考えております。

初回は月曜日10時または水曜日10時2回目以降は定期受診時
事前予約制になるのでご興味のある方は当院看護師にお申し出ください。

腎代替療法説明外来

腎代替療法説明外来

SDM(共同意思決定)という言葉を知っていますか?医学的エビデンスだけでなく患者の価値観、意向を含め共同で最善の選択を探ることを意味します。末期腎不全に至ってしまった患者さんは、然るべきタイミングで腎代替療法の選択をしなければなりません。血液透析・腹膜透析・腎移植に加え、超高齢化社会では透析しない(CKM:保存的腎臓療法)という選択肢も重要となります。末期腎不全の患者さんやご家族は、今後の生活はどうなってしまうのか?仕事はできるのか?などとても不安な状況で外来を受診されることでしょう。そこで当院では『腎代替療法説明外来』を開設し、患者さん及びご家族の不安を少しでも取り除くことができるよう、時間をかけて丁寧に腎代替療法の説明を行っております。

看護師が「腎不全の治療法」の説明をします。

『医師に聞けなかったこと』や『もう一回聞きたいこと』などありませんか?
「なんとなく不安」「説明が難しかった」
そんな時は、気軽に看護師とお話ししませんか?

日時 毎週木曜日
11:00-12:00(1組最大1時間以内)
15:00-16:00(1組最大1時間以内)
費用 保険診療対象(点数500点)
場所 埼友クリニック 第一診察室
ご予約
予約の変更
キャンセル
窓口でのご予約は、埼友クリニックの受付までお声かけください。
お電話でのご予約や、予約の変更・キャンセルの際は、お手数ですが、お電話にてご連絡下さい。
電話番号:048-961-7700(平日9:00-18:00)
リハビリ、栄養の取り組み
リハビリ、栄養の取り組み

リハビリ、栄養の取り組み

超高齢化社会を迎えた昨今、虚弱・筋力低下を意味するフレイル・サルコペニアという言葉をよく耳にするようになりました。QOL(生活の質)の低下に強く影響し、特に透析患者さんではそういった状況に陥りやすいと言われています。また、適切な介入により元の状態に戻ることも特徴とされています。当院では2018年に『リハ栄養チーム』を結成し、そういった患者さんへの早期介入を心がけております。具体的には、各種検査で栄養状態や体力・認知機能を調査し、患者さん個々の背景を把握したのち、月1回のカンファレンスで、栄養指導や運動療法による介入方法を議論し実行しています。患者さんには元気に歩いて通院してきてほしいという思いで活動にあたっています。

在宅支援チーム

在宅支援チーム

ACP(人生会議)という言葉を知っていますか?老いゆく変化に備え、自分の信頼する人たち(家族や医療スタッフ等)と、今後うける医療やケアについて話し合い、共有しあうプロセスのことを言います。慢性腎臓病の診療においてもこのプロセスは重要で、超高齢化社会を見据えたとき、在宅医療は不可欠なものと考えました。そこで当院では『在宅支援チーム』を結成し、透析非導入・腹膜透析・介護度の高い血液透析患者さんを対象として、住み慣れた場所で安心して生活できる環境をつくるため、地域医療を交えて支援していく体制を整えていきます。

バスキュラーアクセスチーム(手術室)

バスキュラーアクセスチーム(手術室)

内シャントは血液透析患者さんの生命線と言っても過言ではありません。
当院で維持透析をされている患者さんが、内シャント狭窄・閉塞といったトラブルを呈した場合や、外来患者さんが血液透析を導入する方針となった場合に、速やかに治療ができるよう2018年から手術室を再稼動しました。これにより、多くの患者さんに対して迅速にPTA(血管拡張術)や内シャント設置術を施行することが可能となりました。一方、人工血管が必要な場合など治療が複雑で、当院での手術が困難と判断した場合でも、迅速に連携施設で対応できる体制も常時整えております。

腹膜透析チーム

腹膜透析チーム

腹膜透析は腎代替療法の一つです。専用のカテーテルを留置し、腹腔内に透析液を入れ、腹膜を介して透析(老廃物や水分除去)を行います。ご自宅での実施が可能であり、患者さんのライフスタイルや状態に合わせて施行できる透析療法となっております。当院では2018年に『腹膜透析チーム』を結成し、腎代替療法の選択肢の一つである腹膜透析に対応できる体制を整えてきました。カテーテル留置の手術は連携病院で施行していただきますが、その後の導入期・維持期は当院入院・外来で管理可能です。また訪問診療や血液透析との併用療法にも柔軟に対応することで、患者さんの希望に沿った腹膜透析医療を提供していく所存です。